中秋の名月とは?
秋になり、お月見の季節がやってきました。お月見といえば中秋の名月が有名ですね。でも中秋の名月とは、そもそも何なんでしょう?中秋の名月は昔のカレンダーである旧暦で8月15日の月の事です。
旧暦では7月から9月が秋とされて、その真ん中の日、旧暦8月15日が秋のど真ん中にあたり、特に月が美しく見えるとされてきました。

中秋の名月は満月?
中秋の名月といえば、まんまるのお月様を想像する方も多いと思います。しかし、正確に言うと、必ずしも満月ではありません。むしろズレがある年が多いです。
今年は満月が10月7日で、中秋の名月が10月6日と前日に当たります。ですので、ほぼ満月のように見えることになりそうです。
ちなみに、この先しばらく満月と一致することがなかなかなく、次は2030年9月12日です。
でもなぜ、満月ではないのかということですが、「中秋の名月」は旧暦により決まる一方で、実際の満月は太陽と地球と月の位置関係で決まります。新月から15日ぴったりではなく14日で、満月になる時もあります。そのため、ズレが起きてしまうためです。

お月見を楽しもう
秋の空気は夏に比べて、乾燥していて、水分量が少なくなるため、空気が澄んで月が見えやすくなります。お好きなお団子などを用意して、夜風を感じながらお月見を楽しむのも良さそうですね。





