この夏の危険な暑さに薬膳の力を
今年の夏は尋常じゃない暑さになっていて、40度超えの気温があちこちで観測され、日本の最高気温の記録を塗り替えました。(群馬・伊勢崎市41.8度)
でも、8月はまだ始まったばかり。暑さとの戦いが続きます。
思えば、去年も過去1番の暑い夏だったことを考えると、もう酷暑が異常ではなく当たり前になりつつあるのかもしれません。水分を摂るなどの対策はもちろんですが、それだけでは足らず、これからは食事からも暑さ対策をすることが重要になってくるのではと思います。
薬膳的な夏のポイントは3つです。
薬膳的にみた夏のポイント3つ
日差しが強く、とにかく暑いので、私たちの体にも熱がこもりやすくなってしまいます。そして、沢山の汗をかいてしまう季節。汗をかくと体の中の『気』(生命のエネルギー)や潤いが失われやすくなります。
だからこそ、夏は余分な熱を冷ます食材と、気を補ってくれる食材、潤いを与えてくれる食べ物をしっかり摂ることが大切です。
ポイント1 余分な熱を冷ます
体の熱を冷ますような食材は
きゅうり、スイカ、ナス、トマト、ゴーヤ、緑豆、緑豆もやしなどで

ポイント2 気を補ってくれる食材
気を補い、元気を出させてくれる食材は、
ジャガイモなど芋類、枝豆やインゲンなど豆類、とうもろこし、カボチャ、米などです。

潤いを与えてくれる食材
豆腐、はちみつ、白キクラゲ、梨、豆乳、レンコンなどです。

猛暑に負けない体で夏を楽しもう
旬な食べ物が、たくさん含まれてますので手に入れやすいですよ。
毎日の食事に少しずつでも取り入れてみてくださいね。
おいしくいただき、体を整えて元気に夏を過ごしましょう。





